本日、2024年7月31日をもって岐阜県岐阜市の柳ヶ瀬商店街にある高島屋は閉店します。
僕の地元である岐阜市に長らく鎮座してきた高島屋は、子供のころ親に連れていってもらったり、大人になってからもちょっとした用事で行ったりと思い出の場所でもあります。
岐阜高島屋の開業は1977年と今よりはるか前のことで、およそ47年間も営業を続けてきました。僕が生まれたのは1992年なので、僕の大先輩になります。
最近また柳ヶ瀬の賑わいが復活してきたと思っていた矢先、シンボル的存在の高島屋が閉店してしまうのはとても寂しいですね。
上の画像は柳ヶ瀬の中にある入り口です。昔は1階と2階はショップフロアというよりレンガ模様が特徴的な広場のようになっていたと思います。
気になって調べてみたら「バラの広場」という名前があったみたいです。2000年代にリニューアルを行い、1階も2階も室内化して店舗数を増やしたということでした。
リニューアル前、僕が子どもの頃は2階に小さな駄菓子屋と喫茶店があってよく連れて行ってもらっていました。
駄菓子屋はみるくモーモだったかな？お店で流れてる歌が印象的だった記憶があります。また、喫茶店ではパフェを食べながら窓から商店街を見下ろすかたちで眺めるのが好きでした。
あかさたなというラーメン屋にもよく行きました。
ここのラーメンはお値打ちシンプルなので、子どもでも食べやすい味でした。大人になってからでも、高島屋に行った時はたまにここでラーメンを食べていました。
チェーン店っぽい感じだったので他店舗を探してみたのですが、どうやらここが最後の一店舗だったようです。思い出の味がもう食べられなくなってしまう……。
あと同じフロアにあった和食屋？洋食屋？で景色を見ながら食べるカニクリームコロッケ定食も好きでした。
カニクリームコロッケを初めて食べたのはおそらくそこです。カニクリームコロッケなるものがあるということを知った思い出のお店も懐かしい。
こちらは7階を撮った写真です。子ども向けのお店があるフロアで写真には子供服屋と雑貨屋が写っています。
子どもの頃はこのフロアが好きでした。
すでになくなっていますが、写真に写っている場所の奥の壁際にはゲームとかカードが売っているおもちゃ売り場がありました。
そのおもちゃ売場でゲームを買った時、販売員のお姉さんがゲームの体験版をくれたというエピソードを不思議と今でもよく覚えています。
エスカレーターで7階にたどり着く寸前のはやる気持ちは忘れられません。
閉店に際して、歴史と思い出を振り返るために歴史を辿るパネルと写真が展示してありました。
知らなかった歴史や当時の写真を眺めるのはなんだか感慨深くもあります。僕が生まれて以降の出来事も知らないことだらけでした。
いつまでもあるんだろうなと思っていただけあって、いざ閉店するとなると名残り惜しく、切ない気持ちになります。
岐阜高島屋は、思い出が詰まった素敵な場所です。
本日、2024年7月31日をもって閉店となりますがいつまでも忘れることはありません。
僕の思い出の場所、ありがとう岐阜高島屋。
